スマホでのぞく街の“昔と今”「昔の航空写真地図」
スマホで簡単に行きたい場所を調べられるようになった今、地図を見る機会はずいぶん減りました。そんな地図をスマホで手軽に見ることができて、更に昔の写真と比較できることができるアプリが「昔の航空写真地図」になります。

「昔の航空写真地図」はShigeo Nakamotoさんが開発したアプリで、iPhone・Androidのどちらでも無料で利用可能です。このアプリの特徴は現代のGoogleマップと昔の航空写真を並べて表示できるため、「今」と「昔」の街並みを比較しながら、都市の発展や変化を視覚的に楽しむことができます。観光や散策、歴史の勉強に、さまざまなシーンで活躍します。

アプリを起動すると、現代のGoogleマップと1970年代の航空写真が左右に並び、中央のスライダーを動かすだけで簡単に切り替えが可能です。「ここは昔、森だったんだ」「この場所は埋立地だったんだ」といった発見が現れ、古地図ファンや歴史好きの心をくすぐります。

さらに、複数の年代を切り替えて表示できるのも特徴です。たとえば、ランドマークのような目印が“ある時代とない時代”を見比べることで、街の成長をリアルに感じられます。

実際に大阪の1970年日本万国博覧会(万博)会場を表示してみると、太陽の塔ができていく様子、緑地の変化、再開発エリアの広がりまで一目でわかります。半世紀にわたる都市の変化を“空から”体感できるのは、このアプリならではの楽しみです。

記憶に新しい2025年10月に終了した「大阪・関西万博」も、いずれこのアプリで「未来の昔」として振り返る日が来るかもしれません。いつも通勤で使っている駅や、昔通っていた学校も、このアプリで見ると新しい発見があります。スマホひとつで過去と現在を行き来してみてください。
昔の航空写真地図
App Store(iOS):https://apps.apple.com/jp/app/id1177752029
Google Play(Android):https://play.google.com/store/apps/details?id=net.aroundit.map70&pcampaignid














