【wplace】地図の新しい楽しみ方。世界地図は「調べる」から「創作する」へ

地図といえば、目的地までの行き方を調べたり場所を確認したりするための「道具」という認識が一般的です。しかし、そんな地図の常識を覆し、新しい表現の場へと変えたのが「wplace」です。ブラジル在住のプログラマー、ムリロ・マツバラ氏が2025年7月に開発したこのサービスは、公開直後からSNSを中心に世界中で大きな話題を呼びました。

このサービスは、Web上の世界地図を巨大なキャンバスに見立て、ユーザーがリアルタイムで1ピクセルずつ色を置き、共同でドット絵を描き込んでいくプロジェクトです。最大の特徴は、キャンバスが現実の地図座標と完全に一致している点にあります。これまでの地図作りは建物を正確に記録する作業だったのに対し、wplaceでは土地に絵を描くことで新しい意味を与えてくれます。

例えば全体像だと普通の日本も、拡大することで日本を象徴するようなイラストやマークが現れます。特に東京は隙間なくイラストで埋められています

筆者の出身地である熊本に目を向けてみると、そこには熊本出身の漫画家・尾田栄一郎さんの代表作『ONE PIECE』のイラストや、ご当地キャラのくまモンが多く描かれていました。

日本国内だけでなく、世界各国を旅するように眺めてみるのも面白いです。それぞれの国で人々がイメージするシンボルや漫画が描き込まれているのを見たりするのは、このサービスならではの醍醐味といえます。
楽しみ方は人それぞれです。陸地だけでなく、何もない広大な海に自由にドット絵を描いている人もいます。訪れるたびに少しずつ完成に近づいていく大作がある一方で、人気の場所はあっという間に別のイラストへ塗り替えられていたりと、まさに「生きている地図」を眺めているような楽しさがあります。ドット絵という共通言語を通じて、世界中の人がリアルタイムで参加しているワクワク感もこのサービスの魅力です。
「ドット絵なんて描けない」という方でも、眺めているだけで十分に楽しめるサービスです。ぜひ一度、この新しい地図の世界へ遊びに行ってみてください。
wplace(ダブルプレイス):https://wplace.io/














