【G空間EXPO2021】展示会場に出展された展示ブースを一挙紹介

地理空間情報(G空間情報)をテーマにした展示会「G空間EXPO2021」が12月7日(火)~8日(水)の2日間、東京都立産業貿易センター浜松町館4Fにて開催されました。今回は、展示会場に出展された展示ブースを紹介します。

kintoneと連携できるノーコード地図システム「カンタンマップ」

サイボウズが提供するビジネスアプリ作成クラウドサービス「kintone」と連携して動作するノーコード開発が可能な地図システム「カンタンマップ」を紹介していました。

ノーコード地図システム「カンタンマップ」

地図とクラウドを連携させることにより、外出先で情報を確認したり、現地で記録した写真や情報をリアルタイムで共有したりすることが可能となります。Excelの住所録をもとに地図上にピンを表示させることができるほか、ピンに対して写真やメモを登録することができます。

あっとクリエーション株式会社
https://www.at-creation.co.jp/

3D都市モデル作成に対応した次世代斜めカメラシステム

デジタルツインの3D都市モデル作成に必要な機能を持つ斜めカメラシステム「UltraCam Osprey」と、撮影画像データから3Dモデル作成までのワークフローを提供するUltraCamシステム用画像処理ソフトウェア「UltraMap」を紹介していました。

 次世代斜めカメラシステム

UltraCam Ospreyは、複数のレンズを搭載する航空写真撮影用のカメラシステムです。UltraMapは、3次元モデルの構築だけでなく、DSM(数値標高モデル)オルソフォト作成のワークフローとしても使用できます。

みるくる
https://www.mirukuru.co.jp/

8Kカメラ搭載計測車両「GT-8K」を紹介

8K映像技術を搭載した新型計測車両「GT-8K」を紹介していました。

8Kカメラ搭載計測車両「GT-8K」の紹介

朝日航洋が長年培ってきたMMS(移動計測車両)による計測技術と超高精細の8K映像技術を融合させた世界初のMMSで、道路や鉄道、空港などの各インフラ分野におけるメンテナンス性能の高度化と効率化を目指しています。このほか、オープンソースの地理情報システム「QGIS」も紹介していました。

朝日航洋
https://www.aeroasahi.co.jp/

準天頂衛星システム「みちびき」対応製品を紹介

2021年10月に初号機の後継機が打ち上げられ、2024年をめどに7機体制となる予定で整備が進められている準天頂衛星「みちびき」の高精度測位を活用した実証実験を紹介するとともに、みちびきに対応したさまざまな製品や受信機、災危通報機能を活用した防減災の対応製品を紹介していました。

準天頂衛星システム「みちびき」対応製品のブース

みちびき海象ブイ

11月に発売したばかりのセンチメータ級測位補強サービス(CLAS)対応モジュール「NEO-D9C」(ユーブロックスジャパン)など最新製品も展示していました。

NEO-D9C

内閣府宇宙開発戦略推進事務局/準天頂衛星システムサービス
https://qzss.go.jp/

自律移動ロボットが会場内を巡回

LiDAR(レーザーセンサー)や光学カメラを搭載した自律移動ロボット「Peacock」を使って屋内の高精度な3次元地図を作成し、各種センサーが捉えた人流を表示するデモを行っていました。

自律移動ロボット「Peacock」

このほか、大規模人流解析や車輪型移動体向け自律航法技術、高精度マーカーによる測位などの研究開発事例も紹介していました。

研究開発事例の紹介

産業技術総合研究所
https://www.aist.go.jp/

高精度測位補正情報配信サービス「ichimill(イチミル)」

GNSS(全球測位衛星システム)から受信した信号を利用してRTK(リアルタイムキネマティック)測位を行うことにより、誤差数センチメートルの測位を可能にする補正情報の配信サービス「ichimill」を紹介しました。

高精度測位補正情報配信サービス「ichimill」

ソフトバンク基地局の設置場所を活用して全国3,300カ所異常の独自基準点(固定局)を設置しており、安定的な測位とハンドオーバーを実現しています。今後、省電力・小型化が求められるインフラ監視用センサーやウェアラブルデバイスでも活用できるように、クラウド上でRTK測位を行えるサービスも開発中です。

ソフトバンク
https://www.softbank.jp/biz/services/analytics/ichimill/

古地図アプリ「東京時層地図」

明治から現代までの7つの時代の東京の古地図を収録したアプリ「東京時層地図」を紹介していました。

古地図アプリ「東京時層地図」

時層地図のシリーズは現在、「東京時層地図」と「横濱時層地図」の2つが提供されていますが、会場では近日中に新作「関西時層地図」もリリース予定であると告知していました。関西時層地図では、神戸・大阪・京都・奈良市域の明治中期、昭和前期、中期、後期、阪神・淡路大震災直後(神戸市周辺のみ)、平成中期の地図などを収録しています。

日本地図センター
https://www.jmc.or.jp/app/iphone/tokyo/